今年も業務賠償責任保険の更新が近づいてきました。愛知県では10月1日が更新日になるようです。

「司法書士は特に何もしなくても1000万までは業務賠償責任保険に入っている」と言われていますし、私もここに書くまではずっとそう思ってきましたが、よく考えると他の単位会のことまで知らないので、どうなのかはわかりません。各単位会が保険会社と契約する形になっています。会員である司法書士が保険事故を起こすと、保険会社が保険金を支払ってくれるわけです。どういう契約になっているかは興味深いところですが、ここではさておき…

「1000万までの全員加入賠償保険」の保険料の支払いは各都道府県の単位会が行うわけですが、そうすると毎年その保険料支払いの予算が承認されるかどうかに係る話なので、単位会によっては予算から外すということがないとは言い切れない話になるわけです。ちなみに本会では昨年の決算でみると、900万円強の支払いとなっています。会員数で頭割りすると年間7,000円強の保険料。

隣の静岡会は年間325万で一人頭6300円くらい。香川会はお安い。92万で一人頭5300円くらい。

東京会はもっとも会員数が多いからスケールメリットで安いのかな、と思ったら4,700万で一人頭11,300円と高め。スケールメリット以上に地価が高いからかもしれません。

全部調べたわけではありませんが、一人頭17000円くらいかかっている単位会もありました。

ちなみに数字は各単位会で公開されていた決算資料と、今日の時点での各会の会員数を使っています(決算時の会員数ではない)ので、誤差はあると思いますが概算ということで。

7,8つの単位会の決算資料を見ましたが、業務賠償責任保険の支払いはどこの単位会もありました。「全員加入賠償保険」「賠償責任保険料」「保険料」など名目は様々。保険金額はさておき、「司法書士は特に何もしなくても業務賠償責任保険に入っている」というのは一応正しそうです。

数年前の本会の総会では業務賠償責任保険については、単位会毎ではなく全国一律にするという動きになっているという説明がありましたが、結局できなかったということを後に会報で読みました。各単位会でこれだけ保険料違ったらそりゃあそうだよね、という気がします。

冒頭の司法書士賠償責任保険の更新の件は、1000万に上乗せして入る保険の話。車で言うところの任意保険ですね。最大6億まで上乗せ可能です。その保険の免責条項の話、とりわけ被保険者の過失がどう扱われるかを書きたかったのですが、話が脱線しすぎたのでまた次回にでも。