a0001_003755認知症になると現れる症状は、スーパーマーケットなどで買い物をすると明らかになることがあります。

もちろん私は医者ではなく、傾向としてあるものを紹介するのみです。最終的には専門医の診断を受けなければわかりません。

こういった行動が見られた場合に、認知症の専門医の診断を受けられることをお勧めします。

典型的な症状は下記のとおりです。

 

 

アルツハイマー型認知症

典型的には、ご本人の財布が小銭でパンパンになるまで膨らんでいるのが見られます。

アルツハイマー型の認知症では、数字に関する認識が非常に弱まるようです。数百円の買い物でも、その支払いに対応する硬貨を選ぶことができず、1万円を出すことを繰り返します。さらに受け取った釣り銭は、次の買い物で使われることがないので、大量の硬貨と千円札を財布に貯めこむことになります。そのため財布が膨らんでしまいます。また、溜め込んだ小銭をまとめて詰めた瓶が自宅から多数見つかることもあります。

レビー小体型認知症

典型的な行動:刺身や豆腐などのパックを指で突いて穴をあけてしまう。

レビー小体型の認知症では、自分の目で見たものと、本人が思い浮かべるイメージが一致しない、ということがあるようです。例えば目の前にある豆腐であったり刺身のパックが思い浮かべるイメージと一致しないため、つい指で触って確かめようとするようです。その際に、豆腐やパックを指で突いてしまい、穴をあけてしまうようです。また、症状として幻視が起こりやすいようです。この病気はしばしばアルツハイマー型認知症などと誤診されており、適切な治療を受けずにいることが少なくありません。日本の医師が最初に発見した認知症としても知られています。

前頭側頭葉型認知症

典型的な行動:レジで精算せずに店を出てしまう。

前頭側頭葉型の認知症では、抑制が効かなくなるようで、通常あるべき配慮がなくなったり、商品を万引きして捕まってしまうこともあります。またこだわりが強く、柔軟に対応することができなくなるようです。私の抱える案件の方にもいらっしゃいますが、時間に対するこだわりが非常に強く、移動中なども「あと何分でつくか」ということを繰り返し聞きます。たまに著名な方が万引きして逮捕される、という事件をニュース等で耳にしますが、場合によってはこの認知症を疑った方がいいかもしれません。

余談ですが、私が母親の買い物に付き合ったとき、財布がパンパンに膨れ上がっていたので仰天して確認したら、大量のポイントカードが詰まっていただけだったことがありました。小銭はほとんどなく、もちろん認知症ではありませんでしたが・・・